前回の記事では、家計を見直して積立NISAの資金を作る方法について書きました。
固定費を削減し、先取りで積み立てる仕組みを作ることで、手取り23万円の会社員でも毎月3万円の投資は現実的になります。
これは実際にやってみて強く感じたことです。
それは、
「で、何を積み立てればいいの?」という問題です。
投資信託の一覧を開くと、知らない商品名がずらりと並びます。
数も多く、正直どれが正解なのかまったく分からない。
ここで手が止まってしまう初心者は、かなり多いのではないでしょうか。
今回は、実際に悩みながら選んだ僕自身の体験をもとに
初心者が銘柄選びで意識すべきポイントを5つ に整理してまとめました。
特別なテクニックではありません。
でも、この考え方を持っておくだけで迷いはかなり減ります。
① 「当てる投資」を最初からやめる
まず最初に決めたのは、勝ち銘柄を当てにいかないことです。
SNSや動画では、
■これから10倍になる株
■今年爆上げする銘柄
■絶対おすすめファンド
こうした情報がたくさん出てきます。正直、かなり魅力的に見えます。
でも冷静に考えてみると、私は投資のプロではなく、ただの素人です。
企業分析もできないし、チャートで値動きを予想することなんてできません。
そんな状態で「当てにいく投資」をするのは、ほぼギャンブルだと思いました。
積立NISAは長期でコツコツ積み立て、複利の効果で資産を増やす制度です。
一発逆転を狙うものではない。
だから私は、いきなり個別株やテーマ型ファンドなど、値動きの激しい商品を選ばずに、候補から外しました。
② シンプルで仕組みが分かる商品だけ選ぶ
次に意識したのが「理解できる商品かどうか」。
これもかなり重要でした。
説明を読んでも内容がよく分からない投資信託は、どれだけ人気があっても選ばない。
そう決めました。
なぜなら、理解していない商品は下落したときに必ず不安になるからです。
「何が起きているのか分からない」この状態が一番ストレスになります。
逆に、
「世界中の企業に広く分散投資している」
これくらいシンプルなら納得できる。
だから僕は、構造が分かりやすいインデックス型の投資信託に絞りました。
派手さより、安心感を優先しました。
③ 低コスト(信託報酬)を重視する
投資信託には必ずコストがかかります。
これが「信託報酬」と呼ばれるものです。
最初は気にしていませんでしたが、調べてみると長期投資ではかなり差が出ます。
例えば、
年0.1% と 年1.0%
たったこれだけの差でも、20年・30年続けば数十万円単位で結果が変わることもあります。
しかもコストは確実に引かれるお金。
リターンは不確実ですが、コストだけは100%マイナスです。
だったら、できるだけ安い商品を選ぶのが合理的。
私はこの時点で、低コストのファンドだけに候補を絞りました。
④ 「全世界」または「米国」など広く分散された商品を選ぶ
いろいろ比較した結果、最終的に残ったのは
・全世界株式型
・米国株式型
この2タイプでした。
特定の企業や業界に集中するのではなく、広く分散されている商品です。
投資初心者の私にとって、
「どの会社が伸びるか予想する」のは難しい。
だったら最初から「全部に分散してしまえばいい」という考え方のほうが合っていると感じました。
結果として、
・全世界株式をメイン
・一部を米国株式
この形で積み立てることにしました。
これなら、どこかの国が不調でも大崩れしにくい。精神的にもかなり楽になりますし、リスク分散を1つの投資信託で行っているとも言えます。
⑤ 完璧な正解探しをしない
最後に大切だと感じたのは、完璧を求めすぎないことです。
銘柄選びは、調べ始めると本当にキリがありません。
「もっといい商品があるかも」
「こっちのほうが利回りが高いかも」
ずっと迷い続けられます。この時間はなかなか面白かったりします。
でも、積立NISAで一番大切なのは「早く始めて長く続けること」。
銘柄選びに時間をかけすぎてスタートが遅れるほうが、よほど損だと感じました。
だから僕は、ある程度納得した時点で決断しました。
60点でもいいから始める。少しでも早いほうが結果としてプラスになる可能性が高いです。
まとめ
積立NISAの銘柄選びで僕が意識したのは、
★一攫千金を当てにいかない
★シンプルな商品を選ぶ
★低コストを重視する
★広く分散する
★完璧を求めない
この5つだけです。特別なスキルは必要ありません。
むしろ、シンプルに考えたほうが長く続けられると感じました。
積立NISAは「すごい銘柄を見つけるゲーム」ではなく、
「淡々と積み立て続ける仕組みづくり」なんだと思います。
これでようやく、積立の土台が整いました。
今後は具体的な投資銘柄紹介やシミュレーションについても視野に入れたいと思います。


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